それでは、早速顧客訪問記録を管理するサイトを作っていきたいと思います。
エクセルで管理している顧客訪問の記録を、ADBに取り込んで、そこからAPEXでサイトを作ります。
- エクセルシートの情報をADBに取り込む
APEXのトップ画面を開きます。(その1を参照)
「SQLワークショップ」の「ユーティリティ」「データ・ワークショップ」を選択します。
予めxlsx形式で準備してあるエクセルシートを取り込みたいので、「データのロード」を選択します。
画面表示に従い、準備しておいたエクセルファイルをロードします。
プレビュー画面でロード対象のデータに問題がないことが確認できたら、表の名前を入力し、「データのロード」を選択します。データがロード出来たら、次は「アプリケーションの作成」を押して次に進みます。
- アプリケーションの作成
データをロードし、「アプリケーションの作成」を押すと、いくつかのページが自動で作成されます。
デフォルトで作成されたが、いらないページは、「編集」を選択して出てきたプロントの「削除」を押すことで消すことが出来ます。
今回は「ファセット検索」として作られたページを利用したいと思います。
このページでは、検索だけなく入力もしたいと思うので、「フォームを含める」を選択し、入力フォームを追加します。アプリケーション名を変更したり、好きなようにカスタマイズしたら、「アプリケーションの作成」を押し、次に進みます。
それでは、「アプリケーションの実行」を押し、実際のページを見てみましょう。
- 作成したサイトを確認する
APEXのユーザでログインすると、作成したサイトが表示されます。
まだ1ページしかありませんが、ホーム画面が表示されるので、「Customervisitrecord」のページを選択して、顧客訪問管理ページが出来ているか確認します。
出来ていますね。「作成ボタン」を押すと、入力フォームも表示されることが確認できます。
以上がエクセルで管理している顧客訪問の記録からAPEXのサイトを作成する手順となります。
こんな簡単な手順で、複数人で同じファイルを利用する場合に起こる、煩雑なバージョン管理がいらなくなると思うと便利ですね!
次は、もっと簡単に情報を入力できるように、入力フォームの編集を紹介したいと思います。